子育てしながら働く看護師に知ってほしいのが、サポート制度や支援機関の存在です。
これを使いこなしているかどうかで、日々の生活は大きく変わってきます。
育児と仕事の両立は簡単なことではありませんが、こうした支援があれば、多少、息抜きができる時間も増えるはずです。
まず、子どもを預けられる場所として、保育園や認定こども園などがあります。
病児保育や病後児保育のサービスもあり、子どもが少し体調を崩したときでも、仕事を休まずに預けることができます。
そして、育児休業制度もしっかりと認識しておきたい制度です。
これは、子どもが生まれてから一定期間、仕事を休むことができる制度です。
この期間中に給付金が支給されるケースもあるため、その場合は経済的な心配を軽減できます。
また、復帰後の職場環境も考慮され、フルタイムではなく時短勤務を選択できる場合もあります。
さらに、小学校入学前の子どもがいる家庭では、児童手当が支給されます。
これは子どもの成長に伴う費用の一部を支援するためのもので、毎月一定額が振り込まれます。
そのほか、地域によっては、子育て支援センターやファミリーサポートセンターなど、さまざまな支援機関が存在します。
こうした場所では、子育てに関する相談や、時には一時預かりといったサービスが提供されています。
支援機関は、同じような状況にある親同士の交流の場にもなるため、情報交換の一環として積極的に足を運ぶことをおすすめします。